ステンドグラスとガラスモザイク「星月夜」

★「The Starry Night」から ゴッホの精神世界へ

1889年6月 ゴッホが描いた「星月夜」、 ニューヨーク近代美術館の永久コレクション。

   

                                                                    60×50 cm

ゴッホが描いた絵は、実際の景色ではなく ゴッホの想像の産物の絵。

1889年の春、プロヴァンスでは 夜明けに金星がはっきりと見え、この作品が描かれた頃には

金星がもっとも輝く時期であったらしいとのこと。

糸杉の木の周辺に輝く大きな星群は 金星を表わしているらしい。

糸杉を ゴッホは 古代エジプトの記念碑のオベリスクに相当するものとして見ていたらしい。

この実際に見ていた景色ではなく、ゴッホの精神世界を表わした絵は ゴッホの有名な絵の一つです。

この作品を ステンドグラスとガラスモザイクで表してみました!

村の景色と糸杉は しっかりとステンドグラスで表現しました。

夜空の星群を 絵に忠実に表すには ガラスモザイクの手法を使いました!

完成した 色ガラスの「星月夜」は、額に入れ 後ろから明かりを当てて、ゴッホの精神世界を明るく照らし出してみました。

約1年をかけた 「星月夜」のガラスレプリカとなりました。

      制作  板橋区の公認アーティスト  奥田晃三 さん