☆ステンドグラスの行燈型ランプ
江戸時代に親しまれた麻の葉文様と
波と兎のデザイン。
火防けのお守りでもあり、豊穣をもたらす
めでたい瑞獣の兎もあります。
全てに和テイストの題材で作りました。
謡曲に、
月海上に浮かんで
兎も波をかけるか
面白の島の景色や
(※解説)
月が湖面に映えて浮かんでいるように
見えるときは、
きっと月の兎も湖面の波の上を
駆け跳ねているのでしょう。
竹生島の景色は趣があって素晴らしい。
・・・と、あります。
このランプには むしろ麻の葉模様の二面に
ほとんどの時間を費やしました。
半年以上かけて制作してきました。
小さくて可愛い模様が、ピタリピタリと
嵌っていく段階にくると とても楽しく、
それまでの労苦がいっぺんに喜びに変わる
気分を味わいました。
新しい年を前に 素敵な飾りのランプが
出来上がって、
いい年を迎えられそうです。
制作: 古口 沙希恵 さん