★東京都庭園美術館で開催中の 国立エルミタージュ美術館所蔵(皇帝の愛したガラス)展で
久し振りに庭園美術館の森に入る。
エルミタージュ美術館所蔵のガラス美術展は、
ヴェネツィアのガラス、その影響を受けたボヘミアガラス、そして 古くからのロシア王朝時代のガラス、
アールヌーヴォ―、アールデコのガラス美術品が いっぱい並んでいました。
ヴィネツィアの影響を受けた、ゴールドルビーガラスや、陶器を思わせる 似せて作った乳白色のガラス等が
とても印象でした。
ステンドグラスパネルは、絵付けの2枚が展示されていました。
一度各部屋の展示美術品を眺めた後、 部屋ごと戻って この旧朝香宮邸のシャンデリアや調度品を
再度よく見てみました。
入口正面から ルネラリックのガラスレリーフ扉、ガラスの噴水塔、客間の扉、階段に至るまで
全館アールデコ調の装飾が施され、建物自体が美術館となっています。
庭園美術館は、今年10月末までの開館後、2年間 保存のための改修工事に入るとのことです。
しばらくは 美術文化財の建物も見られなくなります。