ステンドグラス・パネル「コスモスと蝶」

☆ステンドグラス・パネルで色と明かりの比較をしてみました!

昨年11月末に「コスモスと蝶」のステンドグラスパネルを制作しました。

その時は コスモスや蝶々を 透明系(Transparent)のガラスで仕上げました。

そして 今回(今年になって)、不透明系(Opalscent) のガラスで仕上げて比較してみることにしました。

図案および色合いは同じです。制作はケイムとコパーテープを両用しています。

光を透した時に 色ガラスの表情によってどの様に変わるのか・・・の実験でもあります。

誰しもこのことに関心はありますが、実際にやってみるのは ステンドグラス教室の中でも

なかなか有りません。かかる時間と労力を考えれば 普通は躊躇してしまうからです。

でも ここでは余裕で試してみる方がいました。

出来上がった2つのパネルを並べてみると その表情の違いが良く分かります。

 今回制作のオパールセント系

 前回制作の透明系

この表情の違いは 自然光の中で さらに良く分かります。

同じ図案を 2度制作する根気と余裕が 2つの作品の表情の違いを(そしてガラスの使い方の違いを) 良く分からせてくれます。

いづれの方法が好きか それは個人によって違いますが、

また写真ではなかなか分かりません。

ステンドグラスの実物を見て自分の感性で選ぶ 大切さも大事なことでしょう。

   制作: 山下清明 さん

(今回制作のパネルで 光を手前から当てた場合の表情)