☆ステンドグラス作品への心構え
今はコロナウイルスのことで身の回りは大変な時代ですが、早く終息するといいですね。
早期の終息を願っています。
さて、ヴィトロー・ミニヨンのステンドグラス教室に ときどき連絡があります。
ホームページにアップしている生徒さん皆さんの出来上がった作品を見て、
たまに照会が入ります。先日もありました。
「何々のステンド作品がとても気に入っています。好きです。譲ってほしいです。」
このような場合、該当の作品を制作した生徒さんに 至急連絡を入れ、(お申出内容)を伝え、
制作者本人の意向でどうするか確認をして、お申出の方に回答をしています。
「さてここで問題です。」
●自分の作品を(売ってほしい、譲ってほしい、)と言われた場合、どうしますか?
多くの方は 初めてそういわれた場合、急にそう言われた場合、・・・・・戸惑ってしまっています。
そんなこと考えたことも無かったから・・・、びっくりでどうしていいか分からない。
・・・・と言うのがほとんどで、時間が経って 結局お話が流れてしまうことが多いです。
●したがって、日頃から 「まさかの時に」即 対応できるように準備をしておいてください。
「もし 自分の作品を求められたら、①譲ってもいいか 非売品にするか。
②譲ってもいいなら 材料代・手間暇入れて いくらぐらいにするか?。
③作品の手渡しは どうするか?(教室に取りき来ていただくか? 申出人の近くに届けるか?)
作品は 唯一・一品限りのガラス製品です。梱包の配送はダメです。ヒビ割れ・欠損があり得ます。
唯一品ですから 取替が出来ません。修理するにしても 相当時間がかかります。
速やかな対応はできません。
④取りに来ていただくとして、安全な梱包はどのようにして 手渡すか?
諸々のことを考えておいた上で お申出の方に 適切に対応できるかどうか?・・・を日頃から考えておいてください。
これを急に短時間で判断することになると 多くはパニックになってしまうようです。
やはり 作るだけでなく、それが少しでもお役に立つかどうかも考えておきましょうネ。